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12月

中国の連休中はビザの手続きも進まず、2015年の中国の年間休日

 2015年の中国の年間休日がようやく国務院より正式発表されている。

①元旦に関連する休日
・1月1日(木)~3日(土)までの3連休
・4日(日)は出勤日
②春節に関連する休日
・2月18日(水火)~24日(火)までの7連休
・2月15日(日)、28日(日)は出勤日
③清明節に関連する休日
・4月5日(日)が祝日扱い
・6日の月曜が振替え休日(4日~6日で3連休)
④労働節に関連する休日
・5月1日(金)が祝日扱い
・2・3日が土・日で連休(1日~3日で3連休)
⑤端午節に関連する休日
 6月20日(日)が祝日扱い
・21日の月曜が振替え休日(20日~22日で3連休)
⑥中秋節に関連する休日
・9月27日(日)が祝日で振替えはなし
⑦国慶節に関連する休日
・10月1日(木)~7日(水)までの7連休
・10日(土)は出勤日

これにより、ビザの手続き日数もここに示した休日及び週末の土・日を除いた日数でカウントされることになる。
 従って、連休前に各手続を申請して、連休後に仕上がっているという事は無く、連休の分だけ日数が繰り延べになるので注意が必要となっている。
 また、中国国外の在外公館(大使館領事部や領事館)などは、中国国内の休日に準じた休日設定となり春節などは休館となるが、一部現地の法律に従って休日を設定しており、必ずしも中国国内の公的休日と一致しないケースがある。
 一例を挙げれば、元旦に関連する休日は、中国では12月31日まで業務を行なって1月1日~3日を休日とし、4日(日)は出勤日とされている。
 これに対して日本国内の中国大使館は12月26日が御用納めで、27・28日は週末、29日から2日まで元旦連休、3・4日は週末休日、5日から仕事始めとなり、中国国内の休日シフトとはかなり異なっている。
 従って、年末年始にビザの手続きなどを予定している方は、各在外公館の休日設定に十分注意して計画を立てる必要がある状況となっている。
 残念ながら自分は休んで、ビザ処理だけ休み中に進むという事はないのであり、こういったカレンダーを十分意識しなければビザ申請は行えない物となっている。

◇日本の中国在外公館の地図と公式サイト
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上海での結婚相手はビザだけを考えれば上海人がベスト?

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 中国へ滞在する外国人ビザの種類の中には、中国人の親戚のためビザ(Qビザ)というものもあるが、親戚と言っても中国から外国へ帰化したような場合を除いては、概ね中国人の配偶者の立場として滞在する場合に取得するケースがほとんどとなっている。

 残念ながら外国人がこのQビザで労働することは認められていないのだが、転職の合間や配偶者の名義で店舗経営などを行なっている方などは、このQビザの資格で滞在(居留許可)されている方を多く見かける。

 このQビザを取得するには、結婚証明書のほかに配偶者に関する不動産や職業の証明書などが必要になるため、なるべくその滞在地の地元の相手と結婚する方がやはり手続きは楽になる。

 例えば上海に滞在するなら結婚相手が上海人であれば圧倒的に手続きは簡便となるといえる。

 逆に相手の配偶者が地元ではない外地出身者の場合は、その配偶者が上海で働いている証明などを出してもらう必要があるからややハードルが高くなる。
 まあ結婚相手がちゃんと会社登記のある会社で働いていれば、それほど問題が無いのだが、中国では配偶者の勤務先が会社登録されていない状態であることも少なくない。
 特に飲食店や水商売などに勤務している場合は、確実に証明書を出してもらえるとは考えがたく、その場合は最悪は相手の地元に帰って手続きを行なう必要がある。

 そういった意味で、外国人にとっての結婚相手はビザのことだけを考えれば滞在地の地元戸籍の方がベストであり、上海であれば上海人がベストとなる。

 もちろん手続きの事だけを考えた打算で結婚相手を選ぶことはないと思うが、単に結婚相手が中国人だからといって容易に滞在ビザが許可されるわけではないということは、頭の片隅においていただきたいこの中国の外国人ビザのルールとなっている。