4月1日から上海市の最低賃金が200元引き上げられて月額1820元になったと第一財経日報が伝えている。
上海市当局によれば、2014年4月1日より上海市の最低賃金は従前の月額1620元から200元引きあげられて月額1820元となるとのこと。
この最低賃金には、残業手当や夜勤手当、危険手当、高温手当などは含まれないものとなっている。
また最低時給も14元から17元に引き上げられるとしており、時給制度は1日の労働時間が4時間を越えず、1周間の合計労働時間が24時間を越えない労働者に適用されるとしている。
なおこの最低賃金引き上げに伴い、関連する失業保険基準、就業関連の補助金基準、労働災害の給付金の基準なども引き上げられ、さらに社会保険料や住宅積立金なども合わせて引上げられ改訂される。
上海市では1993年に最低賃金制度が設立されていから、今回で21回目の引き上げとなっている。